行政書士の勉強法

行政書士の勉強法が知りたい!

行政書士の学習をする上で重要なポイントは多々あります。
またその学習法にはみなさんそれぞれに自分に合うやり方があるでしょう。
しかしどんなやりかたで勉強するにせよ、守るようにした方がよい、
勉強法のアウトラインというものは存在します。
みなさんどなたにも参考にしていただけるよう、項目も2つにしぼり、
極々シンプルにまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

(1)行政書士の試験の傾向を理解すること

行政書士の試験範囲は広範ですので、このことは最初にやってしまいましょう。
ポイントは、「どの科目にどれくらいの時間を学習に充てる必要があるか」、
おおよその目安をつかんでしまうことです。

目安の一つとして平成20年度の試験の科目内容と配点を見てみましょう
(満点300点/合格点180点)。
配点数の多い順に科目を並べてみますと
(1)行政法(92点)、(2)民法76点、(3)一般知識(56点)、(4)憲法(28点)、
(5)地方自治法(20点)、(6)会社法(16点)、(7)基礎法学(8点)、(8)商法(4点)
の順に続きます。

行政書士試験の合格基準には、「法令等科目の得点が満点の50%以上」、
「一般知識等科目の得点が満点の40%以上」という最低点の基準があります。
つまり法令科目の1科目、たとえば基礎法学が1問も得点できなかったとしても、
法令科目の全体で合格基準を満たしていれば試験には合格できるわけです。

法令科目の学習で時間を注ぐべき科目は、行政法や民法、憲法であることは
一目瞭然ですね。
勉強量の目安を立てるにはこのことと照らし合わせて、
テキストを一回流し読みしてみる必要があります。
みなさんが法学部の出身であるかそうでないか、またみなさんがどの科目には
馴染めそうかどうかということなどが、実際の勉強量を左右することになるからです。

私は初回の流し読みを、通信講座のビデオ教材(DVD)を使っておこないました。
この勉強法ですと、テキストを流し読みする学習よりも、
初回からかなりの予備知識が頭に入ります。
試験の傾向を掴むことがすでに学習にもなりますので効率が良いです。

 

(2)必ず守れる学習計画を立てること

このことも当然ですね。
みなさんのなかには、仕事や家事と試験勉強を両立させながら
行政書士を目指す方が多いと思います。
残業で平日夜はまとまった学習時間を取れない方、子育てがあり赤ちゃんに
勉強を中断されてしまう方などなど、みなさんの置かれている状況もさまざまでしょう。

ですから必ず守れる学習計画というのもその方その方によるとは思います。
それでもポイントは2つあります。
ひとつは「1日のなかで集中して勉強する時間帯を決めてしまうこと」。
もうひとつは「年間のスケジュールはラフに組む」ことです。

子育てが大変という方でも、早朝の4~7時くらいの間は、
赤ちゃんもまだ眠っているのではないでしょうか。
辛い早起きではありますが、行政書士合格にはそれくらいの意気込みを持って
臨んでほしいと思います。
またどんなお仕事をされている方でも、早朝の時間なら勉強時間として
確保できるはずです。

「年間のスケジュールはラフに組む」のお話をしますと、私は1年間の学習を、「基礎学習の4カ月」と、過去問に集中する「応用力養成の4カ月」と、「弱点補強の4カ月」
として、その期間のなかで適宜どの科目を優先させるか考えながら勉強しました。

試験の配点上優先科目の順位は変わってきますが、
頭に入りやすい科目とそうでない科目があるのです。
私の場合は配点数の最も多い行政法が一番苦手でした。
そのため法令の勉強の1/3以上を行政法に充てていたような気がします。
あまり細かく勉強計画を立てていたらおそらく失敗していたでしょう。
そんなことも参考にして、みなさんなりの学習計画を立てるようにしてください。